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富松孝侑「木と 」

2020.4.2

富松孝侑「木と 」

富松孝侑「木と 」
会期:2020年3月28日(土)~4月11日(土)
時間:12:00~19:00 (4/4は17:00まで)
休み:月曜・火曜日

 

富松孝侑さんは、1935年福岡県久留米市に生まれ。1957年に東京藝術大学彫刻科を卒業後、1974年から2000年まで愛知県立芸術大学で教鞭を執られます。退職後に膨大な作品とともに福岡に帰ってきました。そして、たくさんの彫刻を残して2014年にお亡くなりになりました。

 

あらためて残された作品をみていると、若い時から晩年まで実に多様な作品があります。
60年代後半から70年代には、静かで観念的な作品を発表。80年代に入ると、ノミで細かく凹凸をつけた重量感のある形態と動きのある造形を構成した作品を制作。90年代には、平滑な表面の不定形なブロックを組み合わせた幾何学的な印象の作品を制作しています。
2000年、愛知から故郷三潴町(現久留米市)に拠点を移してからは、木と銅板といった異素材を組み合わせた造形表現を試みるなど常に新しい表現を求めていました。

 

これらの作品を、福岡市内3ヶ所のギャラリーで展示いたします。この機会に富松孝侑さんの作品を多くの方にご紹介出来たら幸いです。

 

[富松孝侑 Takayuki Tomimatsu]
1935年 福岡県久留米市生まれ 。1957年 東京藝術大学彫刻科卒業。2014年 逝去 享年79歳。主な展覧会に、「新制作協会展」(1958~2011)、「日本国際美術展」(1966・67)、「第9回アントワープ国際彫刻ビエンナーレ」(1967ミーラーダイム美術館/ベルギー)、「木のかたちとエスプリ展」(1983 埼玉県立近代美術館)、「現代彫刻の歩みー木の造形」(1985 神奈川県民ホールギャラリー)、彫刻家の素描展(1994 旭川彫刻美術館/北海道)、彫刻家 富松孝侑展(2013 大川市清力美術館/福岡)、 富松孝侑の彫刻(2017 久留米市美術館/福岡)
[作品収蔵] 神奈川県鎌倉近代美術館、北海道旭川美術館、愛知県ほか

 

◆同時開催
宇久画廊 福岡市中央区渡辺通り4-3-25-205
ギャラリーM.A.P 福岡市南区平和1-2-23  https://www.gallerymap.jp/

 

[画像] 富松孝侑
1988年 橅 28×61×25㎝

 

 

 

 

 

 

 

 

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