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時間 ヲ 積ム

2020.7.1

時間 ヲ 積ム

EUREKAでは、7月17日(金)-26日(日)に福岡を拠点に活動する、写真作家ユニットporriMの写真展を開催します。

稲葉知洋・岩根亮太の二人は、軽トラックをピンホールカメラに改造し、暗箱となった車内に像を映し、ポラロイドフィルムに露光した作品を制作しています。49枚のポラロイドフィルムを縦横に並べて現像した写真サイズは、616×756mm。グリット上に生まれたポラロイドの余白が見る側の想像を掻き立てます。本展では、新作を含む約4点を発表いたします。

 

「時間 ヲ 積ム」

会期:7月17日(金)-26日(日)

時間:12:00-19:00

休み:20日(月)

 

[ 展覧会ステートメント ]

私達は保冷車を大型ピンホールカメラに改造し、ラージフォーマットでの作品制作を行っています。

616mm×756mmの作品は49枚のポラロイドから成り立っています。

『高画素化する写真の世界の中で、なぜあえてポラロイドを用いて撮影を行うのか』

 

現代の写真の評価軸の中に「美しい」という価値観があると思います。

この美しいというセンテンスが持つ意味は多様で、一概に高画素、高画質を指すものではないでしょう。しかし多くの写真を必要とする場所において、写真の高画素化は年々加速している。

ギガピクセルイメージがもつ1億画素を超えるようなビジュアルや、4Kの美麗さは人々を圧倒しうるものです。

同時に高画素を追い求めてもそこに本物が映し出されるわけではないことも、皆感覚的に知っていると思います。

かつて写真が生まれた時、それは現実の輪郭をなぞるように曖昧なものでした。

次第に進化して行く写真機に人々は魂を抜かれることを恐れ、その前に立つことを恐れ始めました。

 

科学が多くのことを解決する前夜、超自然的なモノに信仰や怪異を持っていた人にとって

写真機が見せるイメージはそれほど強烈でした。

 

稚拙なイメージであっても魂を抜くほどの恐怖を感じることはできるのに

高画質なイメージの中に本質や、魂の欠落を感じる。

この相反する感覚の正体を探りたいと考えています。

 

稲葉知洋

 

《作家略歴》

porriM(ポリム)

1995年生まれの稲葉知洋と岩根亮太2人によるアーティストユニット。2014年 九州産業大学内の映画製作を通じて知り合う。2015年6月 porriMの前身となるrorriM結成、共同制作を開始する。2017年 各個人の展示や制作活動を経て、本格的に共同制作を開始。2018年 名前をporriMに変更。2019年 Online Magazine Ashley掲載。2020年 porriM初個展 HASHIRUNDESU / 君の好きな花。同年 Online Motor Magazine DRIVETHRU掲載

 

稲葉知洋(Toshihiro Inaba)

porriM 主宰。主にモノクロ写真を作風とする。1995年 佐賀県生まれ。2016年 Gambit / 福岡アジア美術館。2017年 交錯 / ギャラリー冷泉荘。 UMU-Q 九州産業大学芸術学部優秀作品展。第一回 東京ターナーギャラリー。第二回 東京上野の森美術館。2020年 HASHIRUNDESU / 君の好きな花

 

岩根亮太(Ryota Iwane)

porriM。主にカラー写真を作風とする。1995年 福岡県生まれ2016年 warp / 福岡アジア美術館2017年 1≦1 / ギャラリー冷泉荘。2018年 piccell / 九州産業大学。2020年 HASHIRUNDESU/君の好きな花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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