
この場所の終わり 内海昭子
2026年3月5日(木)―3月27日(金)
時間:12:00-17:30
休廊日:月~水曜日
オープニング:8日(日) 16:00~日が暮れるまで
このたびEUREKAでは、2026年3月5日から3月27日まで、現在福岡を拠点に活動している美術家・内海昭子さんの個展「この場所の終わり」を開催いたします。
「時間の連続性を表出する風景の再構築」をテーマに、インスタレーションや、映像、写真などを用いた多様な表現を行なっている内海昭子。本展ではふだん意識しない空間に光を当て、時空間を繋ぎ、見過ごしがちな存在を体感するインスタレーションを展開いたします。
<この場所の終わり>
いつもこの場所に来ると窓から柔らかく射す光が真白い壁に反射して綺麗だなと思っていた。
50年以上の間、毎日光が射したこの建物はなくなってしまうという。
移転をするのでEUREKAがなくなるわけではないが、この淡く白い空間に吸い込まれるようにこれから会う作品の期待とともに薄暗い階段を登った記憶は多くの人にあるだろう。空間が特定する場所性はここにしかないものである。
一つの区切りとしての行為を行う。
宮田君平さんが作った壁に宮田さんの手でこの場所を閉じ次へ向かうための形を作っていただくことにした。
この場所の最後の光を見る。 内海昭子
3年前、初めて内海さんにお会いした。福岡に移住するならこの場所で展示をしませんかとお声をかけた。図らずもギャラリーの移転のタイミングになったので、光が差し込むギャラリーという特徴を生かして最後の展示を考えてくださった。
やわらかい自然光でご覧いただくので、観覧時間は日が暮れるころまで。
これまでEUREKAにお越しいただいた多くの皆さまに感謝いたしますとともに、思い出話やこれからのことなどゆっくりとお話しできましたら幸いです。 牧野身紀
内海昭子| Akiko UTSUMI
武蔵野美術大学造形表現学部映像学科卒業、東京藝術大学美術研究科博士後期過程修了。「時間の連続性を表出する風景の再構築」をテーマに、インスタレーションや、映像、写真などを用いた多様な表現を行なっている。ポーラ美術振興財団若手芸術家研修助成、吉野石膏美術振興財団若手芸術家研修助成により2014〜2017年ドイツ滞在の他、アジア各地でアーティストインレジデンスに参加。主な展覧会に光州ビエンナーレ日本パビリオン”私たちは(まだ)記憶すべきことがある”(2024/光州),”Cryptophasia” Künstlerhaus Bethanien (2017/ベルリン), “Making Current” A4 Art Museum (2019/成都), 越後妻有アートトリエンナーレ(2006,2009/新潟)などがある。現在九州産業大学芸術学部写真・映像メディア学科講師。


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