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木原千裕展「いくつかある光の」

2022.7.10

木原千裕展「いくつかある光の」

木原千裕展「いくつかある光の」

会期:2022年7月26日(火)ー8月7日(日)

時間:12:00-19:00

休廊日:月・火曜日

 

EUREKAでは、7月26日(火)より、福岡を拠点に活動する写真家、木原千裕さんの個展「いくつかある光の」を開催いたします。

 

“「冬がいいですよ」

その人の声に従いこの地を訪れて今日で4度目となる。

家族でもない友人でもないまるで知らないその人は東北のこの街に暮らしている“(作家テキストより)

 

木原さんは、2017年冬から2019年春にかけて、福岡から宮城県の石巻に暮らすその人のもとへ撮影のために赴きました。撮影された日常の光景は、飛行機や空港などの風景から始まり、小さな街にそびえる煙突、いちご畑、小高い山などを舞台に、被写体の表情がみずみずしく切り取られています。

家族や友達という親密な関係ではない他者を写した本作は、人生における無数の出会いと別れの連続の中で、自身と関わった存在を肯定し、あるがままを受け入れることができるのか、という試みでもあります。

「いくつかある光の」は、第1回ふげん社写真賞でグランプリを受賞しました。ぜひご高覧ください。

 

木原千裕(きはら・ちひろ)

1985年福岡県生まれ

同志社大学社会学部教育文化学科卒業

 

〔個展〕

2022「Wonderful Circuit」(ガーディアン・ガーデン /東京)

2022 「いくつかある光の」(ふげん社/東京)

2017「それは、愛?」(Alt_Medium / 東京)

2017「それは、愛?」(ALBUS / 福岡)

〔グループ展〕

2021 第23回写真「1_WALL」展 (ガーディアン・ガーデン /東京)

〔受賞歴〕

2021 第1回ふげん社写真賞  グランプリ

2021 第23回写真「1_WALL」グランプリ

2018 塩竈フォトフェスティバル写真賞  特別賞

 

《関連イベント》

◆ 伊藤敬生さん(九州産業大学 芸術学部教授)と木原千裕さんによる作品鑑賞ツアー

日時:7月29日(金)18:30-20:00

参加費:1000円

定員:15名(要申込み)

* 満席になりました。

 

◆ 鳥羽和久さん(教育者・作家)と木原千裕さんによるトークイベント

日時:8月5日(金)19:00-20:30

参加費:1000円

定員:20名(要申込み)

*満席になりました。

 

[申込方法]

参加されたいイベントの日、氏名、電話番号、参加人数を添えて、下記メールアドレスまたは、お電話でお申込みください。

メールアドレス:eureka@cap.ocn.ne.jp  Tel:092-406-4555

※ギャラリーからの予約確認をもってお申込完了といたします。

 

プロフィール

 伊藤敬生(いとう・たかお)

1962年長崎市生まれ。長崎大学教育学部美術科卒業後、株式会社サンリオ入社。以後、広告制作会社・フリーを経て株式会社電通九州入社。2005年から2017年まで12年間九州アートディレクターズクラブ代表を務める。2021年4月九州産業大学芸術学部ソーシャルデザイン学科の教授に着任。現在「HOMEBASE」のアートディレクターとしても活動中。

 

鳥羽和久(とば・かずひさ)

教育者、作家。専門は日本文学、精神分析。修士(文学)。大学院在学中に学習塾を開業。 現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、150人余りの小中高生の学習指導に携わる。無時間割授業、中学生向けの国語塾、高校生の哲学対話など、福岡市内の小中高生向けに特色ある授業を開講。著書に『おやときどきこども』(ナナロク社)、『増補版 親子の手帖』(鳥影社)など。連載に西日本新聞「こども歳時記」、筑摩書房(webちくま)「十代を生き延びる 安心な僕らのレジスタンス」など。朝日新聞EduA教育相談員。

 

 

 

 

 

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