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セレクション展 2023

2023.1.14

セレクション展 2023

セレクション展2023

会期:1月18日(水)―2月4日(土)

時間:13:00-18:00

休廊:日-火曜日

出展作家:

アジサカコウジ、阿部守、井上絢子、牛島智子、牛嶋均、さかいようこ、鈴木淳、野見山暁治、古川吉重、村上勝、和田千秋

 

アジサカコウジ (Koji AZISAKA)

1964年長崎県に生まれ。熊本大学文学部社会学科卒業後、渡仏。パリに住み様々な仕事をしながら独学で絵を描き始める。4年の滞在後、帰国してイラストレーターとしての活動を開始。10年後の2002年、ベルギーに活動拠点を移すとともに、アクリル画の個展をはじめるようになる。以後、ブリュッセル、パリ、日本の各地で毎年個展を開催。2006年に帰国。現在は福岡を拠点に絵画とイラストの制作に励む。

https://azisaka.com

 

阿部 守(Mamoru ABE)

1954年東京生まれ。1980年東京芸術大学大学院修了、1990年英国王立美術大学院彫刻科DIPLOMA課程修了。1983年「今日の日本美術ジュネーブ’83」展、’85年「現代美術の展望」展、および「今日の作家」展以来、インスタレーション作家として注目される。火を通して生身の肉体が鉄に存在の刻印を与えるという中心的な考えは、水を媒介とした大地と鉄の関係、錆による緩慢な鉄の変容という捉え方によって複雑化し、展示方法も、鉄と自然環境とのエコロジカルな関係を模索するようにもなってきている。作品の主な収蔵先、福岡市美術館、熊本市現代美術館、ピッツ・リバース人類史博物館(UK)、町田市立国際版画美術館、マラヤ大学アジア美術館(MALAYSIA)、国立美術館(MALAYSIA)、ロイヤル・セランゴール(MALAYSIA)、

 

井上絢子(Ayako INOUE)

1985年福岡市生まれ。2007 佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程 卒業。油絵具を用い画面に溶け込むような絵画を描く。移ろう日常の風景を画面に取り込み、自他の境界やものの在り方を考察する。2016年から現在まで横浜市在住。

近年の主な活動として、2016年、グループ展『Local Prospects2』〈三菱地所アルティアム・福岡〉。『黄金町バザール2016』〈黄金町エリアマネジメントセンター・神奈川〉2017年、個展『色彩、感情、忘れ残し』〈日本橋三越本店アートスポット・東京〉2021年、個展『So Close,Yet So Far Away』〈EUREKA・福岡〉

Inoue Ayako 井上絢子(@okayaeuonl) • Instagram写真と動画

 

牛島智子(Tomoko USHIJIMA)

1958年福岡県八女市生まれ。1982年九州産業大学芸術学部美術学科卒業。1985年Bゼミ修了。ヒルサイドギャラリー、スカイドアアートプレイス青山での個展、1993年Triangle Artist Workshop AIR、1995年今日の作家展(横浜市民ギャラリー)、1999年灰塚アースワークプロジェクトAIRに参加。活動拠点を福岡に移し、以降、同地で八女櫨研究会の立ち上げやワークショップの開催などにも取り組み、木蝋や八女和紙、コンニャク糊などの素材を使い、その地の風土・人物・労働などもモチーフとしつつ、精力的な活動を続けている。近年の展覧会として、2008年「旅する青二才」(ギャラリーアートリエ)、2019年「ちくごアートファーム計画2019」(九州芸文館)、2020年牛島智子個展「40年ドローイングと家婦」(福岡市美術館)、2021年「とりのメウオのメそして永常さん」(パトリア日田)、2021年「炭素ダンスでエウレカ」(EUREKA)2022年牛島智子「2重らせんはからまない」(福岡県立美術館) など。

https://www.instagram.com/utomoko8pin/

 

牛嶋 均 (Hitoshi USHIJIMSA)

1963年福岡県生まれ。久留米市を拠点に活動している美術家。80年代は舞踏家・田中泯との出会いから、身体パフォーマーとして活動、ヨーロッパなどを回った。帰国後、家業の遊具製作所にて働きつつ、遊具の要素を作品のなかに取り入れた「遊具であり、彫刻でもある作品」を制作している。

作品の主な収蔵先として、金沢21世紀美術館(石川)、霧島アートの森(鹿児島)、福岡アジア美術館(福岡市)、

まつだい雪国農耕文化村センター(まつだい「農舞台」)(十日町市/新潟県)

 

さかいようこ (Yoko SAKAI)

1957年 福岡県生まれ。1980年福岡女子大学卒業。

現在福岡を拠点に活動。2012年より「核」をテーマに作品を制作、毎年個展で発表している。

近年の主な活動として、2013年、個展『FUKUSHIMA』〈ギャラリーとわーる/福岡〉以後毎年「核」をテーマにとわーるで個展(~2020)。2015年、個展ManheeKim氏企画〈Able Fine Art NY Gallery・NY /USA〉。2016年、個展〈Able Fin Art Seoul Gallery・Seoul/Korea〉。2017年、ベルリン滞在活動。2020年、J-collabo Annual Art EXIBITION 銅賞(NY/USA)など。

画家 現代アート作家 さかいようこ作品紹介 フィールドワーク fieldworks (artuminaka.com)

 

鈴木淳(Atsushi SUZUKI)

1962年北九州市生。1987年熊本大学理学部生物学科卒業。インスタレーション、写真、映像、パフォーマンス、テキストなど様々な手法を用いて、普段の生活で見慣れた風景や、「もの」、「こと」に対して、ユーモラスかつ鋭く切り込む作品を発表。北九州市在住。近年の主な活動として、2012年『第10回 21世紀の作家―福岡 鈴木淳展「なにもない、ということもない」』〈福岡市美術館〉。2013年『福岡現代美術クロニクル1970-2000』〈福岡県立美術館・福岡市美術館〉、2017年『誉のくまもと展』〈熊本市現代美術館〉など。北九州市立美術館、福岡市美術館、熊本市現代美術館に作品収蔵。

http://suzukiatsushi.com/

 

野見山暁治(Gyoji NOMIYAMA)

1920年福岡県生まれ。1943年東京美術学校油画科卒業。1952~64年滞欧。1958年安井賞受賞。1968年から1981年まで東京藝術大学で教鞭をとる。図と地の絶えざる反転を強いる両義的なイメージづくりは現代絵画の新たな魅力を伝える。文筆にも優れた才能を発揮し、著書も多数発表。東京都在住。1992年芸術選奨文部大臣賞受賞、1994年福岡県文化賞、1996年毎日芸術賞、2000年文化功労者に選ばれ、2014年文化勲章受賞。

野見山暁治財団 (nomiyama-f.or.jp)

 

古川吉重(Yoshishige FURUKAWA)

1921年福岡市生まれ。1943年東京美術学校油画科卒業。独立美術協会に出品し独立賞を得るなど活躍したが、1963年ニューヨークへ移住。1976年以降は日米を往復しながら活動を展開し、抽象表現主義とミニマルアートとを折衷した独自の画風で注目を集める。1997年新ワシントン空港の壁面を飾る現代美術作家30人中ただ一人の外国人に選ばれた。国内外の多くの美術館に作品が収蔵されている。

古川吉重 – K O K I A R T S (kokiarts.com)

 

村上勝 (Katsu MURAKAMI)

福岡県行橋市に生まれる。県立豊津高校を経て北九州大学外国語学部卒業。東京の企業に3年間務めるが、美術家を志望して1973年より福岡市に移る。1977年「ゾディアック」結成に参加、77年から翌年にかけての4回連続展すべてに出品。80年代には数多くの個展を開催。「絵画」を成立させる要素を探究した絵画から、羽状オブジェのインスタレーションへと展開。1991年Mixed Messagesを結成、展覧会ごとに参加メンバーや発表方法を変化させながら、運動体としてのグループの存在をアピールした。与えられた場所や環境を侵犯する臨機応変な作品展開が特徴。主な収蔵先として、福岡県立美術館、福岡市美術館。

 

和田千秋 (Ciaki WADA)

1957年大分県大分市に生まれる。九州産業大学芸術学部美術学科在学中、「版画教室」(IAF芸術研究所)が主宰する「現代美術研究会」に参加。1980年個展(アートスペース獏)。1982年九州産業大学卒業、1983年同校研究科修了。この頃はミニマリズムやコンセプチュアルアートに影響を受けながら、色や形などの造形的要素からなる自律的な作品を目指す。1987年長男が脳障碍を負って生まれたため子どもの機能訓練に専念し、作品の制作を中断。1992年制作を再開し、障碍をテーマにした《障碍の美術》シリーズに取り組む。同年個展「障害の美術」を開催(天画廊)。2008年個展「第8回21世紀の作家―福岡」。「現代美術のリハビリテーション」をうたい、文章や訓練器具を作品に取り込んだこのシリーズは、国内外の高い評価を受けている。2021年で第回を数え、近年は絵画表現の可能性と向き合う。

 

野見山暁治「リトグラフィ集 On y va(オニバ)」より 1988,リトグラフ,61×82㎝

 

 

 

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