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難波瑞穂展 「不完全燃焼の日々」
難波瑞穂展
Mizuho Namba Exhibitions
2023.6.3(土)~25(日)
銅版画を布にプリントした上から刺繍を施した、繊細で独特の作品で知られる難波瑞穂さん。
このたび難波瑞穂さんの個展を2会場で同時開催いたします。
エウレカでは日常において感じた違和感や、喜びなどを動物や人物をモチーフとして表現。
吾輩堂では、「猫の日々」というタイトルで、猫と自分を重ね合わせて今の気持ちを表現しています。
難波さんは現在3人の子育て中で、本展で子供を通しての自分の在り方や親同士の世界、子供の成長の喜び、自分自身の葛藤などを表現した作品を発表いたします。
会場1
■「不完全燃焼の日々」EUREKA
12-19時(月・火 休)
福岡市中央区大手門2丁目9−30 Pond Mum KⅣ・201
TEL 092-406-4555
★ワークショップ開催
ワークショップ「ししゅうであそぼう」
日時 6月11日(日)、18日(日) 15時~16時
※18日は満席になりました。
対象 小学高学年~中学生
参加人数 各回4名
参加費 300円
お申込 eureka@cap.ocn.ne.jp までお名前、お電話番号、希望日をご記入の上お申込みください。
会場2
■「猫の日々」書肆 吾輩堂
11-18時(月・木店休)
福岡市中央区六本松1-3-13
TEL 092-791-1880
初日6/3 11-18時 作家在廊予定です
EUREKA作品について 難波瑞穂
40代後半は、体調も以前とは異なり、精神的にも不安定になります。
その中で、仕事、家族、家事、育児と様々な場面で、上手くやっていく為に、それらしい態度をとり生活しています。
それらしい態度を無理しすぎると、自然とストレスになり溜まっていきます。
このストレスが自然と発散できると良いのですが、そのストレスさえ自分で気がつかず体調不良で体に影響が出たり、時として爆発したりします。
今回は特に、子育て中の自分が日頃感じる、違和感やストレス、葛藤と共に、そこから生まれる
親同士の連帯感、子供の成長の喜びなど思いを込めて作品にしました。
今の私にとって制作は、ストレス発散、かつ癒しでもあり、自分自身を確認できる貴重な時間です。
アートは完成した作品だけに価値があるのではなく、作品を観て共感したり、作る過程で自分自身が
癒されたりするものだなと、この頃強く感じます。
私の制作技法は、銅版画や木版画を布にプリントして上から刺繍を施しています。
銅版画、木版画の独特の線や形を活かして、温かみのある刺繍糸でひと針ずつ丁寧に縫っています。
丁度色鉛筆を塗るような気持ちで刺繍糸を使用しています。
過去の作品から新作まで展示いたしますので、1人でも多くの方々にぜひ会場に足を運んで頂けたらと思います。
難波瑞穂 /MIZUHO Namba
1999年山口大学大学院美術教育専修修了
2003年ロータリー国際親善奨学生としてスペイン・バレンシア工科大学で美術を学ぶ
2004年スペイン・コンプルテンセ大学(マドリッド)にて美術を学ぶ
経歴
2022年「山口県美術展覧会」第75回優秀賞,74回佳作,73.72.68回入選
2022年「大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ」、第4.6.13回入選
2018年「第3回 星乃珈琲絵画店絵画コンテスト」グランプリ受賞
2012年「カダケス国際ミニ版画展」(スペイン)入選
2011年「第10回レッドセラ国際小版画展」(ブルガリア)入選
2011年「第9回ヨセフ・イーザ国際版画ビエンナーレ展」(ルーマニア)入選
2007年「第4回ふくみつ棟方記念版画大賞展」入選
2005年「第4回飛騨高山現代版画ビエンナーレ」第5回入選
個展
2020年個展(ギャラリーナカノ)
2010年個展(東京・ギャラリーハウスMAYA)
主なグループ展
2022年「Present Women~世代を越える感性」(ギャラリーEUREKA)
2020-2022年第1.2.3回「オンラインとリアル展示」(Konyaギャラリー、ArtHouse88))
2019年「コレクション+1」(福岡・ギャラリーEUREKA)
2019年「えほんと原画展」(ピンポイントギャラリー・ギャラリーLUMO)
2009年「small size collection Ⅱ」(福岡・ギャラリーおいし)
2007年「第9回エルガーラギャラリー公募展えほん展16人16色の世界」(エルガーギャラリー)
2004年「二人展」(山口・ギャラリーナカノ)