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福地英臣個展『どう、言えばいいんだろうね ね? 言わなくたっていいのに。』

2024.8.19

福地英臣個展『どう、言えばいいんだろうね ね? 言わなくたっていいのに。』

福地英臣個展『どう、言えばいいんだろうね ね? 言わなくたっていいのに。』

 

会期 2024年8月23日(金)~8月25日(日)

時間 12:00~19:00  (最終日は17:30まで)

同時開催 トークイベント「研究会 巨大ロボットについて考える」

 

このたびEUREKAでは、福地英臣さんの個展『どう、言えばいいんだろうね ね? 言わなくたっていいのに。』を開催いたします。

 

多種多様に展開する昨今の「キャラクター」は、コンテンツビジネスの主戦力として、また ユース世代の文化思想におけるシンボルとして機能している。そして「キャラクター」たちは、近代以降の視覚文化を規定してきた“矩形のフレーム”の中から誕生しつつも、その枠組みを飛び越え、混沌とした現在のメディア環境を先導する旗手となるまで成長した。 個展『どう、言えばいいんだろうね ね? 言わなくたっていいのに』では、平面美術を論じるにおいて見過ごされてきたレイヤーにスポットを当てつつ、マンガ研究における「キャラ/キャラクター」概念をあらためて視覚化することで、“絵画を体験すること”そのものの 再検討を試みる。 (福地英臣)

 

 

福地英臣 Hideomi Fukuchi

現代美術家/ 漫画批評家 1973年生まれ。2001年現代美術センターCCAリサーチプログラム修了。2009年から北九州市のアートスペース「八万湯」の運営メンバーとして活動。2015年から拠点を福岡市に移すが諸事情により休眠状態となる。最近ようやく活動再開でき、心から良かったと思っている。現在、日本経済大学 経営学部 経営学科教授。 国内外で作品発表や企画実施に取り組み、近年は、2023年に個展「我が身 果てても、愛は 死なない、から、」(Artas Gallery/福岡県)、2024年に企画展「Culture㱬サブカルチャー #身体 #場所 #メディア」(IAF SHOP*/福岡県)がある。

 

トークイベント『巨大ロボットについて考える』

日時 2024年 8月25日(日) 14:00~ 質疑応答を合わせ2時間程度実施

 

国内のポップカルチャーにおける主要なジャンルである“巨大ロボットもの”。 戦後日本においてポジティブな意味で描かれてきた唯一の「兵器」として、様々な形で長く愛好され続けた”巨大ロボット”は、文化のみならず、コンテンツ業界を牽引するという意味では経済の主軸としても機能した。その表象は、現在では高度な批評の対象とされている。 今回の“研究会”では、そんな”巨大ロボット”の歴史の系譜をたどりながら、そのデザインや、背後に潜む思想についての検討を行う。

 

出演者

山口洋三(Yamaguchi Yozo)/インディペンデント・キュレーター

植松久典(Uematsu Hisanori)/グラフィックデザイナー

坂口将史(Sakaguchi Masashi)/特撮研究者・漫画研究者 日本経済大学 准教授

福地英臣(Fukuchi Hideomi)/現代美術家 日本経済大学 教授

 

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