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末安美保子展「風景」 -花開きすべては許されてゐるやうな世界網膜の一点の翳り-
末安美保子展 「風景」
–花開きすべては許されてゐるやうな世界網膜の一点の翳り-
会期:2024年12月7日(土)ー12月22日(日)
時間:12:00-19:00
休み:月・火曜日
作家在廊日:土・日曜日
このたびEUREKAでは、佐賀県出身でパリ在住の、画家であり歌人の末安美保子さんの個展を開催します。
1988年以来パリを拠点に活動している末安さん。目に見える景色、都会化された生活の中で視界に入ってくる外界の風景を抽象的に描いています。単純化された形、有機的な線、鮮やかな配色は、自らの感覚を問いながら丁寧に作り出されています。
また、短歌の制作も行っており、歌人としても活躍しています。
福岡で9年ぶりの個展です。油彩、コラージュ作品を約20点を発表いたします。
ご高覧いただければ幸いです。
末安美保子/ Mihoko Sueyesu
1952年、佐賀県生まれ。1981年、初個展、風景画を中心に制作し、発表を重ねる。
1988年、渡仏、パリを創作制作の場とする。1990年頃、具象作品から抽象形態の作品に転向し、以来国内外の展覧会、サロン・グループ展等々に参加する。福岡での発表は、1985年以来ギャラリーおいしで定期的に行い、最終は、2015年11月。
2007年12月、パリ市より住居付アーチスト・アトリエを提供され転居、仕事場とする。現在在仏36年になった。
近年は2017年~24年、サロン・コンパレゾン、パリ。NAC 日本人会アーティストクラブ展、2017年 Semaine d Art Contemporain サン・マンデ市、フランス。等々、油彩大作を発表する。
COVID19の引きこもり期間中は、佐賀のアトリエ、パリのアトリエにてコラージュ作品を多く手掛ける。
2022年、Galerie de Pangle、三人展。
2023年、現代美術家による展覧会、仙厓によせて、円・三角・四角展には墨による作品を出品。グループ展ノエル・ノエル・ノエルにコラージュ作品を出品する。
フランス語と異文化の中で、もう一つの表現、短歌を作る。2006年歌集『北の都」を出版。
2018年、Livre Artist 「Quatre Saisons』 エディション・アリチ、パリ。
2023年、5月、10月、響きあう魂・愛と情熱ーフランス音楽と短歌ーフルート奏者鈴木康子企画に共演。国際大学都市・日本館、パリ。
歌林の会(主宰・馬場あき子)所属